300 帝国の進撃
  • 映画紹介
  • 2015-06-23

  • 今回は私の好きな映画の紹介です。

    300 帝国の進撃
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    公開  2014年
    制作費 約100億円
    興行収入 約289億円

    フランク・ミラーのグラフィックノベルの映画化で、
    2007年に公開された「300」の続編になります。

    紀元前480年にペルシャ帝国から服従を命令されたスパルタ。
    これを拒否したスパルタ王レオニダスは300人の兵で100万もの
    ペルシャ軍と戦い、命を落とすのが前回でした。
    今回は同時間帯にエーゲ海でも大きな戦いが繰り広げていた…
    という内容です。

    今回の主人公はアテナイのテミストクレス将軍で、
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    スパルタと違い、農民やパン屋など一般人の兵をかき集め、
    ギリシャ連合軍としてペルシャ帝国海軍に立ち向かいます。

    今回も兵力の差は100対1で戦うことになるが、
    いろいろな戦術でペルシャ海軍を翻弄する。
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    ペルシャ海軍の総指揮官はこの人
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    冷血ですが魅力的な女性でなかなかいい感じです。
    この人は同じ作家のグラフィックノベル(アメコミ)で
    やはり映画化されたSIN CITYの続編にも出ています。
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    このシリーズは本当に痺れますね。
    カメラとライティングが素晴らしいんです。

    この作品も同じ作家なのでカメラとライティングに
    非常に気を使っています。
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    そして、カメラのクイックアンドスローの見せ方は
    相変わらずで素晴らしく、ほれぼれします。

    ストーリーは戦いだけで単純ですし、
    作品としての評価は分かれるところですが、
    カメラのアングルと動き、ライティングの表現は
    私の求めるレベルでも最高点です。

    ただ、今回の主人公はイマイチです。
    なんというか力強さと目力が弱くて、
    ペルシャ軍の女指揮官の方が何倍も良かったです。

    ただ相変わらず、筋肉ムキムキで暑苦しいですね。
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    予告映像になります。


    テーマ : 映画情報
    ジャンル : 映画

    それでも夜は明ける
  • 映画紹介
  • 2015-06-08

  • 今回も映画紹介です。

    それでも夜は明ける
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    公開  2014年

    原作「Twelve Years a Slave」の映画化で、
    実際に主人公が経験したことを描き、
    第86回アカデミー賞の作品賞を始め、
    沢山の賞を取った作品です。

    内容は、
    南北戦争(1861年~1865年)で奴隷が解放される前の1841年、
    自由を許され幸せな家庭を持っていたニューヨークで暮らす
    黒人のヴァイオリニストが、ある仕事の依頼で白人二人と旅に出るが、
    途中、薬を飲まされ、目覚めると自分が奴隷として南部に
    売られたことを知る。
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    彼のように売られたり、闇の中で拉致された黒人達が
    船着き場に集められていた。

    最初は非道を訴えるが、他の黒人達が殺されていくのを見て、
    ついには口を閉ざしてしまう。

    最初に買われた牧場主は比較的優しい人だったが、
    知的なところもある主人公は、他の白人達からは嫌われ
    命を落としそうになる。
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    他の黒人らは仕返しを恐れて見て見ぬふりの状態。

    ただ、すこし運が良かったのはヴァイオリンを引けたことで
    重宝されはしたが、しかし、鞭で撃たれる悲惨さは変わらない。
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    いつか自由になることを信じて、耐え続けていたが
    12年の時間が経っていった・・・

    観ていて、不条理なことばかりで怒りを覚えますが
    この時代の現実を教えてくれる良い作品です。

    演技も素晴らしいし、音楽もいいです。

    欠点を言えば、少し物足りなさを感じます。
    たぶんもっと悲惨な現実もあったと思うのですが、
    もろもろで映像化は出来なかったのでしょう。

    企画の段階ではハリウッド映画界は乗り気ではなかった
    みたいです。

    それをブラッド・ピットが推し進めたらしいです。
    どのような理由で作られたにしても観る価値はあります。

    予告映像です。


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    あなたを抱きしめる日まで
  • 映画紹介
  • 2015-06-05

  • 今回はイギリス映画紹介になります。

    あなたを抱きしめる日まで
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    公開 2014年(日本)

    2014年のアカデミー賞に、作品賞・主演女優賞・脚色賞・作曲賞で
    ノミネートされたイギリス映画です。
    他、多くの賞を受賞しています。

    主演はジュディ・デンチです。
    このおばちゃん、どっかで見たことありますよね?
    そう、イギリス映画の代表作007シリーズのM(情報機関のTOP)です。
    最初は舞台役者だったそうです。

    この作品はノンフィクションを原作に映画化されました。
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    内容は
    カトリックの厳しい戒律があるアイルランドで、少女だった主人公は
    婚前交渉で妊娠し、怒った両親により修道院に送り込まれてしまう。
    修道院で子供を産み、その子供の養育費として
    同じような女性たちと修道院で働いていた。
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    そしてある日、自分の子供が勝手に里親に出されたことを知る。
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    それから50年の年月が経ち、
    ずっと誰にも言わずに息子のことを思い続けていた主人公は
    息子に会いたいと決意する。
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    そして、ヘマをしてBBCの記者から社会三面記事の記者となった
    ジャーナリストに、息子を一緒に探してほしいと頼む。
    そこから二人の探索が始まります。
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    そして息子がアメリカに渡ったことが分かり、
    アメリカへ向かうが・・・

    悲しく重い展開になります。

    この作品は今でも人身売買として問題になっている
    史実に基づいた話です。

    修道院の闇が出てきて重いテーマですが、展開はシンプルだし、
    ほとんどの場面で主人公のこの二人が出ていますので、
    お金がかかっている感はありません。
    ですが、二人の演技が素晴らしい。

    この記者がいかにもイギリス的な皮肉屋なのと、
    主人公のおばちゃんが根っからのカトリックで、
    しかも田舎者で疑うことを知らず、
    イギリスのおばちゃんらしくどんどん前に進んでいくのが
    いい味をだしています。

    シリアスな内容なのに皮肉なジョークが飛び交うさまは
    まさしくイギリス映画で、
    二人の素晴らしい演技力でどんどん引き込まれていきます。

    予告映像です。


    テーマ : 映画情報
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    プロフィール

     野口秀昭

    Author: 野口秀昭
    30年近くCG映像業界に身を
    置き、CM、展博、ゲームなど
    の映像を担当し受賞作品や
    有名タイトルを多数制作

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