ディズニーアニメーション
  • 名作紹介
  • 2015-01-14

  • 今日はディズニーアニメーションについて述べたいと思います。
    ディズニーの創設者、ウォルト・ディズニーが生まれたのは1901年です。
    日本では
    なんと日露戦争より前になります。
    walt01.jpeg
    彼はアイルランドからアメリカに移民として渡って来ました。
    もともと絵が好きで、お金を稼ぐ為に新聞の漫画を描いていましたが、
    セル画のアニメーションが登場するとすぐに興味を持ち、
    アニメーターとして働くようになり、今のディズニーのベースが出来たのです。

    1920年頃の話です。

    ディズニーはアニメーションの基礎を造ったと言っても過言ではりません。
    そこから生まれた技法や人材が今だ世界のアニメ界の中心なのですから。

    ディズニーアニメの最高傑作は何といってもコレです。
    「ファンタジア」
    fantasia.jpg
    公開 1940年
    オーケストラのクラシック演奏に合わせたアニメーションの8編からなり、
    バッハやチャイコフスキー、ベートヴェンの代表曲が連なっています。
    芸術の域まで高めた
    アニメーションを作り上げたいという思いで
    投入したスタッフは1000人、描いた原画は100万枚、製作期間3年という
    とんでもない資金と労力をつぎ込んだ大作です。

    しかも史上初のステレオ音声です。
    初のステレオがアニメだったとは思いませんでした。

    このシーンに登場するキャラクター達の踊りや展開が絶品です。
    今でも通用する見事なアニメーションに目が釘付けになります。

    そしてもう一作品はこれです。
    「ダンボ」
    dumbo02.jpg 
    公開 1941年
    意外と思う人もいるかと思いますが、
    この作品には狂気な空想の世界を感じるシーンがあるのです。

    この耳の大きいダンボが夢をみると「ピンクの像」が出て来て踊るのですが、
    それが、これまで見たこと無いアニメーションなのです。
    ドラッグ中毒の幻覚などとも言われていますが、
    dumbo01.jpg 
    トラウマになりそうですね。
    昔のディズニーアニメにはトラウマになりそうなシーンが
    結構あります。

    実は日本アニメにも昔はありました。
    特に「ガンバの冒険」にはトラウマを持っている人も少なくないでしょう。
    しかし最近はまったくと言っていいほどありません。
    良く聞く「PTAから・・」なのでしょうか。
    かえってつまらなくなりました。

    そんなディズニーアニメもCGの発展に押されることになります。

    2001年頃に、ディズニー本社でアニメ部門のスタッフと会議をしたことがあります。
    社内には、いたるところにミッキーが形どられたモチーフがありました。
    ドアのノブや窓、床など、トイレにさえもです。
    disney01.jpg
    ご覧のようにディズニーのキャラクター達が会社を支えています。
    そういう意味でも2Dアニメに拘っていたのでしょうが、
    「トイ・ストーリー」などのCGアニメに押されていて、
    アニメ部門は予算削減が重要な課題になっていると聞かされたことを思い出します。

    近年ではPixarという強力なCG製作会社をグループ化したことで、
    ディズニーの中もよい意味で進化したようです。
    大ヒット作「アナと雪の女王」をみても分かるように、
    ディズニーアニメのセル画をトレースしてCGを作ることで、
    特徴的な動きのアニメとCGを見事に融合させた作品を発表しています。

    ちなみに、1997年ごろのアメリカのアニメーター仲間内での話ですが、
    ディズニーの雇用契約は厳しい内容で有名でしたので、
    ディズニーに雇用されることを「悪魔に魂を売った」と言っていました。

    今でもそうなんでしょうかね。


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    テーマ : ディズニー映画
    ジャンル : 映画

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    プロフィール

     野口秀昭

    Author: 野口秀昭
    30年近くCG映像業界に身を
    置き、CM、展博、ゲームなど
    の映像を担当し受賞作品や
    有名タイトルを多数制作

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